01 柳に飛びつくカエルのマーク

柳に飛びつくカエルのマークは、
目標に向かって何度も努力するという、
青柳総本家のチャレンジ精神をあらわしています。
平安時代の書道家小野道風の故事にちなみ、
杉本健吉画伯のデザインにより、
昭和二十六年に誕生しました。
ちなみに「柳」は英語で「Willow(ウイロウ)」と
発音するのも愉快な語呂合わせです。

02 百四十年の歴史

青柳総本家は、今から約百四十年ほど前の
明治十二年に創業しました。
初めは蒸し羊羹のお店でしたが、数年後から
ういろうをつくって提供するお店になりました。
昭和五十年代には一口サイズのういろうを発売。
それまでは「長くて大きなもの」だったういろうが、
切り分けることなく、どこでも手軽に食べられるようになり、
さらに多くのお客様に親しまれるようになりました。

03 遠くの人にも届けたい

先人たちの熱い想いが、それまでわずか数日しか
日持ちしなかったういろうを劇的に変えました。
新幹線開通直後の昭和四十年代前半、
ういろうの生地をつくった後、
特殊なフィルムで密閉しながら蒸し上げるという、
革新的な製造技術を開発。
現在は、常温で三十日間保存することが
できるようになりました。

04 発売開始から三十余年

平成元年に発売されたカエルまんじゅう。
愛くるしいカエルの目や口は、今でも職人が
一つひとつ焼印しています。
「カエルが上手に笑ってくれたら一人前」
と言われるように、焼きゴテを押す強さや
バランスを習得するには数年の修行が必要です。
旅先から「無事カエル」という願いも込めて、
どうぞ、カエルまんじゅうをお土産に。

05 ういろうは、どこからきたの?

ういろうの歴史は、今から六百年前
の中国に由来するといわれています。
陳宗敬という役人が、のどに効く「透頂香」
という薬を日本に伝えた際、その薬に色や形の似た
お菓子も同時に伝わりました。
黒糖と米粉を蒸したお菓子で、それが諸国へ
広まるなかで、のちに「外郎餅(ういろうもち)」
と呼ばれるようになったそうです。

06 洋のなかに和が浮かぶ新感覚スイーツ

ミルクシェイクのお風呂に、
にっこりカエルが浮かぶ「カエルのミルク風呂」。
発売からSNSなどで話題となっているこの商品は、
青柳総本家KITTE名古屋店でお召し上がり
いただけます。さらに「青柳ういろうパフェ」などの
限定デザートもご用意しておりますので、
ぜひ一度、お越しください!

07 青柳総本家の歴史は大須から

創業は明治十二年。
本店は大須観音の門前に、今も変わらず構えています。
当時のういろうは一本四銭。
夕方になると、近所の子どもたちが五銭玉を握りしめ、
わいわい楽しそうに行列をつくっていたそうです。

08 「青柳」の屋号は尾張徳川家から

青柳ういろうの「青柳」ってどこからきたの?
その答えは明治十二年までさかのぼります。
初代 後藤利兵衛が旧尾張藩十七代 徳川慶勝公から
「青柳」の屋号を賜り、大須の地にお店を開いたことが
青柳総本家のはじまりです。
なんと開店当初は、ういろう屋ではなく
蒸し羊かんのお店だったことも、
今ではあまり知られていない歴史の一幕です。

09 青柳ういろうはお米でできています

ういろうの原料には「これをつかいなさい」
という規則がありません。地域によって原料は異なり、
米粉、小麦粉、ワラビ粉などが主となっています。
名古屋では一般的にうるち米の
米粉をつかうお店が多く、青柳ういろうは、
お米の風味と上品な甘さ、もっちりとした
やさしい食感にこだわっています。

10 名古屋名物にしたのは新幹線!?

きっかけは昭和六年、三代目 後藤為彦が
旧国鉄名古屋駅の売店やホームで
立ち売りをはじめたことです。
昭和三十九年に東海道新幹線が開通すると、
名古屋では青柳総本家一社だけが車内販売を認められ、
それを機に、一気に全国各地へと広がり、
名古屋を代表する名物となりました。
※現在は新幹線の車内販売は行っておりません。

11 今でも欠かせない職人の技と経験

ういろうの生地作りは、
すべてが手作業だった昔と同じく、機械化が進んだ
今でも職人がいちばん気をつかう工程です。
季節や気温、湿度はもちろんのこと、
主原料となるお米の収穫時期によっても、
少しの「ズレ」がういろうの味を大きく変えてしまいます。
いつでも変わらぬ美味しさをお届けするために、
今日も職人たちは自分の技と感覚を磨いています。

12 ポポポィのポィ!

「しろ・くろ・抹茶・上がり・コーヒー・ゆず・さくら〜♪」
でお馴染みのテレビCMは、
名古屋の名物ローカルCMとして、
昔から多くのみなさんに親しまれてきました。
「カエルまんじゅう」のCMも公開中です。
詳しくはCMギャラリーをご覧ください。

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名古屋土産の定番「青柳ういろう」をはじめ、
月ごとに変わる生ういろうや季節限定のお菓子など、
青柳総本家自慢のお菓子をご紹介します。

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